報道によると、ドコモは来年夏から秋にかけて、アップル製のタブレット端末「iPad」と「iPhone」を、高速通信規格「LTE」(サービス名Xi(クロッシィ))に対応した高速通信機種として日本で販売することで、両社が合意したという内容。
これに対し、ドコモが否定コメントを出した。ただドコモの山田隆持社長は最近、いくつかの機会にこれらアップル製品に興味を示す発言を行っており、今後、状況が変わる可能性もなくはなさそう。
日経ビジネスだけでなく、IT系のニュースサイトの中にも、これを追認するような記事が掲載されたため、同日の東京株式市場では、この影響が大きく出た。報道を受けて、ソフトバンクとKDDIが株価を大きく下げた。午前終値の段階でソフトバンクが3.7%、KDDIも1.0%下げた。逆にドコモは2%近く上げた。
参照: ドコモ、「iPhone販売で基本合意」一部報道を否定