亀田は前日、因縁の再戦となったフアン・ランダエタに判定決着で完勝。
一夜明けたこの日、都内で会見し、「2本ベルトがほしい」と明言。国内史上初の統一王者の快挙の野望に向かって突き進む。
“宿敵”との再戦を完勝でクリアした亀田の勝利の余韻はまだ冷めない。
勝負師として、血が騒ぐと初めて熱い思いを吐露した。WBAと並ぶ、世界のメジャー管轄団体、WBCの王座も奪いにいくというのだ。
「統一戦はええな。全然ええよ!WBCの緑色のベルトもほしいな。ベルトが2本あったら格好エエな。肩から2本のベルトをさげたいんや」
父・史郎トレーナーは今回のランダエタ戦前に、「ランダエタをKOできたら、統一戦をやってもええ」と、息子を送り出した。KOはできなかったものの、3人のジャッジは115−113、116−111、119−108。
最終12回のバッティングによる減点さえなければ、米国人ジャッジがフルマークをつけたほどの圧勝。
これには反対もできなくなるだろう…
国内では、84年7月に元WBA世界Sフライ級王者・渡辺二郎(大阪帝拳)が、WBC王者との事実上の統一戦を実現させたが、試合直前にWBAが王座を剥奪。試合には勝利してWBC王座を獲得したが、統一戦として認められなかった。
亀田がベルトを統一すれば、日本人ボクサーとして初の快挙となる。

今度こそ気持ちのいい勝利を収めましたね!!!おめでとうございます!!
ところで快挙の前にお父さん。興毅君には言葉遣いを直させた方がよろしいのではないでしょうか?公共の場でもあるんですから、まずは礼儀作法を叩き込んでくださいよ。