ペルー南部プノ州で15日にできたクレーターについて、隕石(いんせき)ではなく人工衛星の落下が原因とみられるとの説を、ロシア紙プラウダ(電子版)が伝えた。クレーターから発生し、住民に異常をもたらしたガスは、燃料の放射性物質が残留したためとしている。
クレーターは直径約30メートル、深さ約6メートル。
記事では隕石ではこうしたクレーターはできないとした上で、ロシアの軍事専門家の見方を紹介。
米国がイランを偵察していた情報衛星を、地上からの遠隔操作で自ら破壊、内部の放射性物質が燃えつきないまま地上に激突したとしている。
地元メディアによると、クレーターからのガスで周辺住民数百人が頭痛や吐き気などを起こした。地中の硫黄やヒ素などが高温で溶け、有毒ガス化したとみられる一方で、隕石ではこうしたガスは発生しないとの見方もあった。
参照:gooニュース・ペルーのクレーター、米スパイ衛星が原因?