米アイオワ州で高校の女子バスケットチームが最近、チーム宣伝用のポスターを作製した。しかし、女子10人がプラスチック製の銃を構えているデザインをめぐり、校長が「不適切だ」と判断したため、ポスターが回収される事態になった。
この高校は、同州デモイン市にあるリンカーン高校。ここの女子バスケットチーム
「レイルスプリッターズ」が、チーム宣伝用のポスターを作った。毎年作られるもので、普通ならなんの問題も起きない。しかし、ことしは様子が違った。
ポスターは、トム・クルーズ出演でハリウッド映画の人気シリーズになっている「ミッション・インポッシビル」のアイディアを借りて作った。「ミッション・インポッシブル」という大きな、赤いアルファベットの文字の周りに、サイズが縮小された女子バスケット部の10人の正選手が、映画の主人公と同じように、黒っぽい服を着て、ポーズを取っている。

遠くから見ると、女性の姿が小さいので、よくわからないが、近づくと、女子全員が、様々なポーズで、プラスチック製の拳銃を構えている。これを見たアル・グラジアノ校長が、
「学校で暴力や銃撃事件が起きている環境の中で、ポスターの内容は不適切だ」とクレームをつけたのが発端で、「女子生徒がエージェントのような格好をしている所までは、何ら問題はない。しかし、銃を持ち、構えるポーズを取れば、これは好ましくない」と指摘する。
同校では、
生徒が銃を持ち込めば、直ちに退学処分となる「ゼロ・トラレンス(ゼロ容認)」という厳しい措置を掲げている。ポスターは、銃に対して学校側が寛容な印象を与えるために、校長が問題視したようだ。
しかしポスターで女子選手が構えているのはおもちゃの銃だけに、校長の反応は過剰反応だとの声もある。
米国の高校などでは毎年、銃による発砲事件が起きており、学校関係者も神経質になっているところだが、女子生徒たちは、テレビ局のインタビューに答えて、
「銃はおもちゃであり、暴力を助長しない。ポスターは面白いと思う」と話している。
参照ブログ:livedoorニュース
女子高生の銃を構えた姿が問題に チームの宣伝用ポスターを回収
(´ω`)表現の自由を奪っていると言えば、それまでだけど校長先生の言うことも一理あると思うよ。銃は簡単に人の命を奪う恐いもんだし…
posted by はぐみ at 17:46| 東京 ☔|
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